証券会社と銀行
投資対象と証券会社 - 株って美味しいんですか? で利用している証券会社を書いたのですが、銀行もセットで書いてみます。証券会社と銀行には相性のようなものがあるので、証券会社とセットで口座を作るといいと思います。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行をSBI証券、SBIネオモバイル証券とセットで使うメリットは次の通りです。
SBI証券とセットで使うメリット1 - SBIハイブリッド預金を使うことで、株式投資のための資金に金利がつく
通常、株式投資のための資金は証券口座に預けますが、この場合金利はゼロです。ですが、SBIハイブリッド預金を使うと銀行口座に預けた資金を株式投資に利用できるようになります。また、金利は0.01%とメガバンクの普通預金なとと比較し10倍もあります!なので、使わない手はありません。
SBI証券とセットで使うメリット2 - ドルを安く買える(為替手数料が安い)
SBI証券は海外ETFを購入するのに便利なことは 投資対象と証券会社 - 株って美味しいんですか? の中で書きました。海外ETFを購入する際は円貨決済も可能なのですが、その場合は1ドル25銭の為替手数料がかかります。
しかし、住信SBIネット銀行で円をドルに変える際には、為替手数料は1ドル4銭で済みます。さらに住信SBIネット銀行の外貨預金口座からSBI証券に入金(外貨入金)が可能です(SBI証券に外貨入金が可能なのは住信SBIネット銀行だけです)。つまり、予め住信SBIネット銀行で円をドルに変え、ドルをSBI証券に移し、そのドルで海外ETFを買う(外貨決済)わけですね。そうすれば為替手数料が6分の1になります!
さらに言うと、住信SBIネット銀行でドルを買う際には指値注文もできますので、円高のときにある程度まとめて円をドルに変えておき、それを取り崩しながら海外ETFを買うこともできます。海外ETFを円貨決済すると、その時期の為替レートを使うことになるので、3月の円安のときなどはあまり得策ではなかったです。
住信SBIネット銀行でドルを買い、SBI証券に入金するまでの流れは次の動画がわかりやすいと思います。簡単にできますよ!
SBIネオモバイル証券とセットで使うメリット1 - 証券口座への振込手数料が無料、かつすぐに入金できる
これはタイトルのままですね。他の銀行からSBIネオモバイル証券に振り込む場合は振込手数料がかかります(銀行のサービスで○回/月振込無料というのがあればまだいいですが)。
楽天銀行
次に楽天銀行です。楽天銀行を楽天証券とセットで使うメリットは次の通りです。
メリット1 - マネーブリッジを使うことで、株式投資のための資金に金利がつく
マネーブリッジはSBIハイブリッド預金と同じようなものですが、こちらは金利が0.1%になります。SBIハイブリッド預金の10倍!メガバンクの普通預金の100倍!の金利なので、やらない手はないです。
自分の場合は将来の長期投資のための資金は楽天銀行に預け、直近の短期投資のための資金は住信SBIネット銀行に預けています(やはり金利10倍は大きいので)。
銀行口座を開設するときには?
投資対象と証券会社 - 株って美味しいんですか? にも書いたようにポイントサイトを経由するのがお勧めです。証券口座と比べるともらえるポイントはかなり少ないようですが・・・。